五時起床。
気持ちが落ちていて、身体がまるで動かない。
おそらく花粉症のアレルギー薬の影響もあるのだろう。眠気と気力低下がひどい。
気持ちを奮い立たせようとコーヒーを五杯飲んだが、それでも沈んだままだった。
朝八時半に家を出る。
灰色の空に強風。見ているだけで気持ちが落ちるような天気だ。
彩度の低い公園を散歩する。樹々もまだ色味がない。
それでも枯れ木に近づいてみると、蕾は大きく膨らみ、弾ける寸前だった。
早く春が来てほしい。冬は心を内側に閉じ込める。
空が青ければ、少しは力が戻ったかもしれないが、冬の荒れた公園はかえって気持ちを滅入らせた。
沈んだまま、定番の朝のルーチン作業すらやる気が起きない。
それでも締切は待ってくれないので、パソコンを開いて小説を書き続ける。
今月末締め切りの公募用小説だ。
この日で書き始めて一週間。
原稿用紙換算で二五〇枚まで進み、第一部の第一稿が完成した。続けて第二部のプロットに取り掛かる。
進行自体はほぼ予定通りだが、余裕があるわけではない。
一週間で第二部の第一稿を完成させ、その後は締切までひたすら推敲を続けるつもりだ。
そうすれば今月末の公募締切には間に合うはずである。
ひょっとすると、この気分の落ち込みは執筆の焦りとも無関係ではないのかもしれない。
小説のことを一日じゅう考え続け、布団に入ってもなかなか脳の興奮が冷めない。
頭の回転だけが止まらないまま、一日が終わった。
二三時就寝。
