第一作目からリアルタイムで劇場で鑑賞、ホビット最終作まで一三年間鑑賞した感想……特になし。
すごい戦争が起こっているけれども、最初から最後まで自分とは関係がない他人ごと。
映像は綺麗、アクションは興味深い、でもそれはプレステ(特に10)以降のFINAL FANTASYのごとく他人がプレイしているゲームのムービーをひたすら観ているだけみたいだ。
冗長な割に物足りない。
SFの章、「宇宙の秘境魔境50」にオオウケする。
(19)ゴリラうしの急襲
上半身がゴリラ、下半身がうしの巨大怪物。かに星雲の宇宙人にあやつられて宇宙船をおそう。
(36)けんかずきのねこ宇宙人
地球から3000光年離れたところに、ねこ宇宙人のすむ星がある。ねこ宇宙人は、体長2.5メートル、けんかずきで、いつも戦争をしている。
(44)子どもを産む星
生きている星の中には、子どもを産む星がある。子どもは、流れ星になって、ぞろぞろと親星のあとについて宇宙をさまよい、宇宙線をすって、500年経つと、親星より巨大になる。
絵とキャプションが傑作。
具体的な場所と、具体的な数字がリアリティを担保している。
……というかここまで具体的なウソをなぜ自信持っていうことができるのだろう?
想像力にブレーキがない強さ……僕は中途半端な自分の知識が邪魔をして、弾けることすらできない。
オオウケしているだけでなく反省することしきり。
先日ようやく最終巻を読む機会を得たのでさかのぼって読み返す。
結局、最後まで読んでも主人公のキーチが具体的に何をしたかったのかわからなかった。
僕にとって新井英樹氏の漫画は難しい……どう捉えたらいいのかわからない。
大学生の頃、後輩が僕にこう言った。
「漫画を描こうと思っていたんですが、『ワールド・イズ・マイン』を読んだらそういう気持ちがなくなるぐらいショックを受けました」
『ワールド・イズ・マイン』も『キーチVS』も抜群に面白い漫画だ。
新井氏は連続して興味を引く (プロットとしての) クリフハンガー的な面白さを熟知していて、読みだすと途中で本を手放すことができなくなる。
そしていつも主人公の破壊衝動のようなものや鬱屈した感情に圧倒される。
最後は、圧倒的な迫力の前に何が起こったのか把握できずに茫然としてしまう。
おそらく新井氏は物語中の「主人公が社会と対立して起こす化学反応」に興味があって、その過程の先に何が起こるかは目的としていないのだろう。
『キーチVS』のクライマックスは、震災やオウム信者の逮捕など時事ネタが取り入れられ、臨機応変に物語が変化していることがわかる。
作中の社会だけでなく現実の社会とも化学反応しているのだ。
結論を見るために描く、その行為自体が重要。
僕の文脈にはない思考だから捉えにくい。
前日観た映画『エイリアン バスターズ』の影響からか宇宙人のタコの触手が風呂場で増殖する夢を見て深夜絶叫。
自分の声で目覚める。
五時起床。
ずっと意識に霞がかったような眠気、シャワーを浴びても爽快感がない。
朝食後ついに眠気に負けて机にうつ伏したまま、泥の中に引きずり込まれるように眠ってしまい、起きることができなくなる。
朝から部屋片付けをしているが終えることがないまま午後から外出。
ユナイテッド・シネマとしまえんにて映画鑑賞。
新大塚の図書館で本の返却貸出、駅前のマクドにて読書。
一七時一五分に丸ノ内線に乗って移動、一八時より四谷のクロッキー会。
自分がうまくならないのは持続させる強さがないからだと実感。
会は二一時に終わり二二時に帰宅。
二三時半就寝。
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【映画】『ホビット 決戦のゆくえ』:ユナイテッド・シネマとしまえんで鑑賞
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