日別アーカイブ: 2014年4月24日

【夢】弟とドラクエのフィールドを歩いている。

実際にモンスターがエンカウントで現れる広野で二人パーティーを組み、レベルを上げながら会話をしている。
時間経過、いつのまにかそこは僕の実家で、僕はプレイ中のゲーム画面を観ながら弟と会話をしている。

弟を残して、当時付き合っていた彼女と中華料理屋へ行く。
気が付くと僕は上半身裸。
誰にも気付かれないようにさり気なく上着を羽織ると、胸ポケットに入っていた携帯が床に落ち、店中に音が反響する。
気まずい顔をする彼女。
「しまった」
と僕がつぶやくと彼女が怒り狂う。
「そこまで非常識なことを言うとは思わなかった!」
売り言葉に買い言葉、自分はそこまで非常識なことをやったとも思わないので、
「店を出よう!」
と彼女を連れて席を立つ。
出口に立っていた給仕のおばさんに
「僕、非常識なこと言ってましたか?」
と聞くと
「しまった、と言っていただけで非常識なことは言ってなかった」
と言う。
彼女を見るとちょっと機嫌が治った様子だ。

店を出て大通りを歩くうちに周囲が沖縄になっている。
夢の中で一〇年ぶりに歩く沖縄は、どの道も途中で途切れ、廃墟っぽくなっている。
「あの後バブルが何回か弾けたせいもあるのよ」
と彼女は言う。
曲がり角の先が茂みになっていたり、坂を上がると唐突に垂直な崖、横道にそれて降りるとまた茂み。
さっき、弟と歩いていた(ドラクエの)フィールドの方向を目指して歩く。
その近くに彼女の自宅があるのだ。
ふと、彼女の顔をよく見るとあまりに白くて、彼女じゃないような気がしてくる。
「お前は誰だ!」
と何度も叫ぶ。
カメラ(視点)がグルグルまわり、僕が叫ぶたびに彼女の顔がはっきりしなくなる。

僕の発した言葉がきっかけで二人の関係が決定的に壊れたような雰囲気になる。
仲直りに飲み屋へ行こうと提案する。
一〇年前訪れたときによく行った沖縄の飲み屋に入ろうとすると、経年劣化よりも早くぼろぼろに寂れており、衛生的に問題がありそうだ。
仕方なく飲み屋は断念、彼女の家で休むことにする。
彼女の部屋には部屋の大きさと同じ大きさの湯船があって、その中に入らせてもらう。
湯船から身体を出して彼女の衣服棚を物色していると、後ろから彼女の笑い声。
隣のリビングから彼女が見ていたのだ。
僕も気まずく笑う。
湯船から出て、リビングの彼女のもとへ行く。
リビング全体が一メートルぐらいの高さに床が底上げされており、上に二人の布団が並べられている。
何故か悲しい気持ちになる。

【映画】『LIFE!』:ユナイテッド・シネマで鑑賞

主人公の妄想癖が他人ごとに思えない。この映画を観に行く途中の電車も考え事をしていて二駅乗り過ごしてしまった。
妄想のなかで主人公はアクション映画みたくビル街を駆け飛び回るが、いざ現実に冒険を始めると、妄想癖は治り同時に映画的には普通になっていく。
それを補うため壮大な映像と音楽で盛り上げようとするが、僕はだまされない。

【本】『鉄腕アトム(17)』手塚治虫

「顔のないロボットの巻」顔を探すロボットというだけで引きはじゅうぶん。ラストがあっけなくて少し物足りないが。
「1億年前の犯罪の巻」半村良氏『妖星伝』を思い起こさせる設定。ラストは何かの要請があったのだろうか、いきなり数ページでドタバタ終わっている。

【本】『鉄腕アトム(18)』手塚治虫

「ゾロモンの宝石の巻」実体のない幽霊のようなロボットが現れ、そのロボットが探す小さな宝石の中に一つの世界が閉じ込められている……そこまでは興味深い展開なのに、やはり途中からロボットプロレス。「地上最大のロボットの巻」は娯楽作としていちばんよく出来ていたと同時に、その後『鉄腕アトム』の物語の幅を狭くし寿命を縮めたという意味で功罪相半ばする。

【本】『鉄腕アトム別巻(1)』手塚治虫

いろんな雑誌で掲載されたスピンオフ『鉄腕アトム』を集めたもの。
「アトム二世」アトムが自分を大量生産してアトムの顔をした二世が世界中に、アトム自身は女を百人も囲って王様ぐらし。そのアトムに向かって「イヨー 性戯の味方ーっ!」って手塚氏本人が描いているから許されるようなものの、手塚氏はどこまでもサービス精神あり過ぎる!
「アトムの最後」アトムとしてはあまりにも救いがなさすぎる物語に、『アラバスター』と同時期に描かれたということで納得。

【本】『鉄腕アトム別巻(2)』手塚治虫

第二期アニメ版『鉄腕アトム』と連動して小学校低学年誌向けに連載していたもの中心に集められている。当時流行りの要素を取り入れ、ロボットに動力パイプがついている。ロボットの関節が、横にボルトが止めてあったり蛇腹になっていたりと若干構造を意識して描かれている。ただし内容は低学年向けなのでオチは大概とんち話的なくすぐり。
ラスト収録「シルバー・タワーの巻」だけ対象年齢の高い少年誌向け読み切りで、文明批判まで飛び出すシリアス過ぎる内容。アトムは両腕を引きちぎられ内臓のような部品をはみ出させながら敵と戦う。

【本】『ナスビ女王』手塚治虫

あとがきより、以降少女漫画で扱うことになるテーマのほとんどがここにあるとのこと。
確かに一昔前の少女漫画はこんなイメージだった。身分相応以上の望みを持ったものは没落し、相手を殺すほどの悪意を持ったものは自ら招いた失敗で死ぬ。絵に描いたような因果応報……イソップ寓話。
手塚氏の同時代の他の漫画と比べると、コマ割りが大きくて話のチャカチャカ感が少なく、読みやすい。