月別アーカイブ: 2015年7月

【映画】『コングレス未来学会議』

この記事に関連するAmazonのリンクはこちら→

原作【本】『泰平ヨンの未来学会議』スタニスワフ・レムを読んでから満を持して鑑賞。

前半のCG俳優プロジェクトと後半の『泰平ヨン……』原作パートの親和性が悪い。
『泰平ヨン』原作みたいなイメージを作りたくて前半パートを作ったのか、前半パートを作っているうちに『泰平ヨン』原作のイメージを混ぜたくなったのかわからないが、前半と後半は別々の物語だと思う。

『泰平ヨン……』原作パートに入るとそれまで詳細にメモしながら映画を観ていたのに、後半アニメになると途端に睡魔が襲い、夢とアニメ映像の世界を行き来する。

前半は主人公とそれにまつわる物語、後半は未来学会議に関するアバターを主体にした話。
そもそもリアルなCGを作るために詳細な撮影をする、そのために可笑しくも悲しい話をマネージャーが主人公に話す部分が前半のピークなのに、後半のアニメ過ぎる絵は不自然。
写真と見まごうリアルなCGレベルで統一された世界であるべき、ならば前半なんのために主人公をスキャン撮影したのか。
主人公がもともとアニメ映画に出ていたりそんなアニメの話が前半で出てきたら、まだ話はわかるけれども。
前半のまま突っ切っていったほうが面白かったのではないか。
『泰平ヨン……』と違う方向でじゅうぶん以上に見応えのある物語だったのに。

クライマックスのアニメから現実へ戻ってくるギャップの効果を狙ったのかもしれないが、薬を飲んで『二〇〇一年世界の旅』のような世界から『マッドマックス』のような頽廃SF世界の世界に変化したってじゅうぶんだ。
結局ラストは『泰平ヨン』原作とは直接関係のない前半のエピソードへつながっていくわけだし。

前作の『戦場でワルツを』にしても監督の「こういうことがやりたかった!」という気持ちはビンビンに伝わってくるが、僕の好みではないようで、手法と内容の親和性が悪いように思える。

【日記】2015年07月01日(水) 体重60.6kg

若い頃はだらしなく爪を伸ばすこともあったのだが、
「女性をイかせるために男性は深爪しなさい」
加藤鷹氏のインタビューを読んで以来ここ一五年ずっと深爪している。
しかし、活躍する機会がない。

五時起床。
九時半、冷たい雨のした地下鉄に乗って新宿へ向かう。
肌寒い。
新宿シネマカリテで映画鑑賞『コングレス未来学会議』
睡眠時間はたっぷりとっているはずなのに鑑賞中、睡魔に襲われる。
鑑賞後、池袋の家電量販店で修理に出していたスピーカー(修理すると購入価格と同額かかるというので修理せず)を受け取り、帰宅。
一四時過ぎから、カフェイン錠を飲み、寝室で座椅子の上に座卓を置いた万全の体勢で、積んだ書籍を一気読み。
最初の二時間は眠気に襲われウトウトするが、それ以降は集中して読書を続ける。
夜二二時半までに四冊読了。
目が冴えてしまい眠ることができなくなり、仕事部屋と寝室を何度も往復しながら眠気が訪れるのを待ち、一時前にようやく朦朧としてきたので布団に潜り込む。

【夢】ひとつの教室の床につき巨大な紙を一枚ずつ敷いて色を塗っている。

焦げ茶に白を混ぜた色。
おそらく僕が芸術大学に在籍した頃の話。
刷毛で均一な色でみんな一斉に塗っているが、僕が塗った箇所だけ白が混じったり濃すぎたりムラになっている。
必死に他人に合わせた色を塗ろうとしてまだ乾いていない部分から絵の具を薄く伸ばしてくるがなかなか混じらない。
内心焦っている。

【映画】『パルプ・フィクション』

この記事に関連するAmazonのリンクはこちら→

二〇年前振りに鑑賞して愕然。

サミュエル・L・ジャクソンが死ぬところ「だけ」覚えていた。
頭を撃ち抜かれてあっけなく死んで、
「あんな偉そうな説教してたのに皮肉なもんだ!」
と思ったものだが、今回観たブルーレイディスクにはそんなシーンは入っていない。
そもそもサミュエル・L・ジャクソンは死なない。
僕が観た(と思った)あの映像はなんだったんだろう……

初めて観たときは構成が複雑で一度観ただけではわからないと感じたものだが、今回観ると出来事の時系列を理解することは難しくなかった。
最近の映画は定向進化を遂げたせいかかなり複雑な時系列シャッフルをすることがあるので、『パルプ・フィクション』ぐらいだとむしろ易しい作りに思える。

大きく分けて三つの物語、どれも痛快な娯楽で観終わった後に爽快感が残る。
ブルース・ウィリス演じるボクサーのエピソードは全く覚えていなくて新鮮、何度か声を上げて笑ってしまう。
敵がいることがわかっている自分のアパートへ向かうブルース・ウィリス。
危機に陥っても運と度胸とパンチで乗り切ろうとして……

タランティーノおもしれ~!(いまどき)

【日記】2015年07月02日(木) 体重60.1kg

「夢をコントロールする眼鏡」をアメリカから通販で購入したのに、悪夢しか見ない。

四時間以下しか眠っていないため朦朧としながら五時起床。

七時七分より公園を三七分ジョギング。
精液のようなどんよりとした曇り空、公園全体が霞んでいる。
湿度が高く、走っても爽快感がない。
Renaissanceのアルバム『Ashes Are Burning』を聴きながら走る。
初めて聴いたときはそれなりに魅力的だったが、今は色褪せた印象。

朝食後が一番やばい……睡魔の波状攻撃を何とかやり過ごし、昨日発注があった漫画のネームを描きはじめる。
午後に完成させて編集に送り、しばらく経ってOKが出たので下描き作業を始める。
夜が近づくと意識が混濁してくる。

それでも頑張って映画を観るが、DVDプレイヤーかDVD自体の傷が原因か、映像飛びが繰り返されそのたびに巻き戻さなければならず、集中して鑑賞できない。
一八時過ぎから観始めた映画が二一時半ごろようやく観終わる(二時間半の映画を三時間半)。
心身ともに疲れきっている。
すぐに布団へ直行するが、眠いのに眠れず苦しい時間を過ごす。

【本】野崎まど『野崎まど劇場(笑)』

『野崎まど劇場』野崎まどの続刊。

登場人物が重なった連作短編でもなく、ジャンル小説(SFやミステリ)でもなく、「独創的な」短編を集めるという縛りならこれ以上のものを作ることは困難。
だがその困難さに見合うだけの評価を得られにくいという茨の道を、野崎氏は進んでいる。
いや、自ら茨の道を作っているとでも言うべきか。
打率が高い。
全部が全部ヒット性のあたりとは言わないが、むしろこれだけ方向性の違う方へ打ち続けること自体がすごい。

最後の方は小説の形でない、もう漫画とか一コマ漫画と言っていいレベルのものまで収録されている。
ネタ切れ?
いや、新しい領域にまで達したと考えるべきだろう。

個人的には刺激的な短篇集だった。
ずっと悩んでいた僕の方向性の道標になるかもしれない、一筋の光。

【アニメ】『バケモノの子』

この記事に関連するAmazonのリンクはこちら→

『時をかける少女』は素直に楽しめたのだけれども、それ以降の細田氏の作品にはしっくりこないものを感じていた。
この映画はそのしっくりこなさが少し解消された感じ。
日常と異世界を行き来するつくりはもう細田氏お手の物感。

観ていて何度も泣いてしまったが、それが制作者側の手腕にしてやられたという感じがしない。
自らの体験を思い出したりして涙が込み上がってくるような、観客の体験に直結させて泣かせるような作りになっている。
それを想起させること自体が細田氏の手腕だがそれを感じさせないということ?
現実的な描写で僕は引き込まれ(泣くほどではないが感情移入させ)、象徴的な意味合いが強い非現実的なバトル描写(直接的な涙腺の刺激)でトドメをさされ、号泣。

僕にとってまだしっくり来ないところもあるが、おそらくそれは完成度ではなく個人的な好き嫌いの部類に関する話だ。
(リアリティラインの問題、デザイン、世界観の淡白さ)
現時点でこれだけ完成度の高いエンタメはそうそうない。

【日記】2015年07月03日(金) 体重60.3kg

ゼエゼエしている僕の前を、カンカンカン!と早足で駆けのぼっていくハイヒールのギャルがカッコよかった。

深夜、悪夢から目覚める。
その後は布団の中で目をつぶっても駄目、もう寝付けない。
苦しい時間をしばらく過ごした後、三時半起床。
しかし目は冴えているが、睡眠不足なため頭の奥がぼんやりしてちゃんと考えることができない。
六時頃少し眠くなってきたので座椅子で仮眠をとることにする。
二時間後に目覚めると無理な姿勢でいたため首の後、背中が痛い。
でも頭の奥の霧は晴れている。

ずっと漫画を描いている。
一四時いったん抜けて外出、日比谷で試写一五時半から『バケモノの子』の映画鑑賞。
一七時半、観終わってすぐに帰宅。

六本木の乗り換えの階段昇り降りがきつい。
大江戸線の六本木駅は42.3メートルで標準的なビル11階分の高さ。
僕はダイエット中なのでここ数年エレベーターは基本使わないが、さすがにこれはきつい。

二〇時まで漫画の続きを描いてから、読書。
連日の睡眠不足で眠くてたまらず、二一時半までに布団に潜り込む。

【日記】2015年07月04日(土) 体重60.3kg

家の前の道で雨に濡れたヒキガエルが元気に跳ねまわっている。
ヒキガエルは楽しそうだ。

五時半起床。
外は雨が降っている。
朝から漫画の下描き作業。
九時過ぎ雨がやんだのでいったん抜けて外出、下井草の図書館で本の貸し借り、市場で買い物して帰宅。
正午過ぎからまた雨が降り始める。

午後も机に向かいずっと漫画の下描き。
一六時半に外出、公園前図書館に寄ってから大江戸線に乗り四谷のクロッキー会へ。
最近、比較的手が動くようになってきたが、線はまだ安定しない。
二一時に会場を出て帰宅。

帰宅してすぐ布団に入る。
身体は疲れたのに寝付きが悪く、深夜まで布団の中で寝返りを打ち続けている。

【映画】『コードネーム:プリンス』

この記事に関連するAmazonのリンクはこちら→

『96時間』の何番煎じ目だろう……
「過去はその道のプロフェッショナルだった父が誘拐された娘を助けようと奮闘する」ジャンル映画を最近観ることが多い。
この映画は基本的にフォーマット通りの展開なのだが、フォーマットから外れているオリジナル部分に間違っている感があるからオリジナルだからこそいいというわけでもなさそうだ。

話のきっかけになる主人公の娘が行方不明になることと、悪の首領が主人公をつけ狙っていることが全然つながりのない別の話だ。
悪の首領は、(娘を探している)主人公の行動によって自分の復讐相手が現れたことを知る。
主人公をつけ狙う悪の首領に極悪非道な奴という言葉の説明はあるが、直接的な描写が少ない。
そしてこの映画の中で描写されている主人公が悪の首領におこなった極悪非道な行為こそ、倫理的に到底許せるものでない。
主人公が悪のドンにする反撃を、素直にカタルシスとして観ることができない。
逆に主人公が痛い目に会っても自業自得感がただよってしまう。

主人公の娘は思いのほかアッサリ見つかる。
薬漬けになっている理由がはっきりしないまま話が進む。
父へのあてつけ? ホームシック? 馬鹿な男に捕まった?
娘も自業自得。

主人公はラリったままの娘を担いで銃撃戦を切り抜け外に出るが、主人公はともかく娘が無傷でいることに無理がありすぎる。
娘の友達は妙に色っぽいがそのことにも特に意味がない。
意味ありげでないとっちらかった伏線を回収することを最後は諦めてしまったのかグダグダのまま終わる。

このグダグダさが映画のオリジナリティ?

【日記】2015年07月05日(日) 体重60.2kg

僕がなにか言うと、皆が嘲笑しているような気がする。

眠りが浅く、一晩うとうとしては眠り……の繰り返し。
最後の目覚めでもう眠れないと判断し、四時半起床。

朝、昨日の漫画下描きの続き。

昼前から今日の読書会の課題本を再読しているが、睡魔が襲い読書に集中できない。
雨のなか外出、移動中も眠い。
四谷で文学の読書会、今日もうまく発言できない。
懇親会にも参加せずに帰宅。
電車の中で本を読んでいるとうとうとしている。

帰宅時、雨がやんでいるので買い物に行く。
一九時半帰宅してからブルーレイ(Blu-ray)ディスクで映画を観ようとするが、レコーダーが故障していて正常に作動しない。
仕方なしにPS3を出してきて鑑賞する。
そこまでして観るほどの作品でなかったので、ガッカリ。
二三時就寝。

【夢】僕は友達を生きたままゴミ袋に入れっぱなしにしている。

ふとしたことで思い出し、万一逃げ出されでもしたら困ると念のため上からハンマーで滅多打ちにして殺す。
本当に死んでしまったのか怖くて確認しないまま、不法投棄されたゴミ山に、友達の入ったゴミ袋を紛れさせ逃げ出す。
罪の呵責で震えるようにながら、あの懐かしい日常はもう戻ってこないんだ……と悲しくなる。

【映画】『オオカミは嘘をつく』

この記事に関連するAmazonのリンクはこちら→

二時間のうち一時間半拷問している。
観ていてて落ち着かなくずっとソワソワしている。
そういうスラップスティック・コメディなんだろうけれども、痛々しすぎて笑えない。
もうひと捻りあったら面白かったのに……

【日記】2015年07月06日(月) 体重60.4kg

六月生まれの純さんはそういうことか〜と思う。
一〇月生まれの僕はタコ郎と名付けられなくてよかった。

五時起床。
外は寂しい雨が降り続いている。
いちにち漫画原稿のペン入れ

軍艦島の世界遺産問題でモヤモヤしている。
戦時中の強制徴用って朝鮮と台湾と日本(あるいは沖縄や樺太と)とかの違いってあるの? 
韓国政府が世界遺産問題で主張している強制連行は、当時の朝鮮は日本とは違う特別な強制徴用をされたってことなのだろうか。

夜、映画を観てから読書。
二二時半寝室に移動するが、今夜も自律神経の調子が悪くなかなか寝付けず、二三時半頃いったん仕事部屋に戻って読書しながら眠くなるのを待つ。
少し眠くなってきたので〇時半に再び布団に戻る。

【本】スタニスワフ・レム『泰平ヨンの回想記』

ここ数日、あと一〇〇ページを切っているところでページをめくる手がにぶっている。
決してつまらなくはなくむしろ知的好奇心をくすぐる内容で、こんなことよく考えるな〜とは感心はするのだが、肝心の文章や物語の波長が僕に合わないようだ。
中断を繰り返しながら最後は飛ばし読み、鼻をつまみノドの奥に流し込むように読了。

同じ短篇集の『泰平ヨンの航星日記』に比べ思考を追うものが多くなっていて、物語がない(ほぼエピソードだけの)ものまである。
しかし抽象度が高いからつまらなくなったということはなく、『泰平ヨンの航星日記』と面白さの打率は変わらない。
ページ数が半分くらいな分だけボリューム不足感はあるが。

あと、地球が舞台という違いがあるが、『泰平ヨンの航星日記』にも地球が舞台の物語があるし、この短篇集にはさほど地球の固有名詞も出てこないし地方色もない。
そこは大きな違いはない。

泰平ヨンが科学者に会いに行き/科学者が会いに来て、ビックリする事実を知り、その事実を引きずりつつ日常に戻る……このパターンが多い。
思考の飛躍(センス・オブ・ワンダー)を物語化するため科学者が必要なのだろうか?
いま読んでみるとそんな疑問がわいてくる。

メカや宇宙人などわかりやすいSF的ガジェットが必要だった時代なのだろうか?
あるいは東欧諸国ならではのSF小説のルール?
今なら日常と非日常をジョイントするために、こんなあからさまなSF的ガジェット使わない。
でも当時だってニュー・ウェーブ (SF) の動きがあったわけで……
研究者だったレム氏が、思考を一番手っ取り早く物語化できる手段が科学者を使うことだったのだろうか。

【日記】2015年07月07日(火) 体重60.8kg

三日前に自転車のライトが破壊され、駐輪場前の道に破片が散乱していた。
今日の夕方、自転車を引っ張りだしたら後輪に穴を開けられパンクしていた。

五時に目覚めるが、あまりに強い眠気に仕事部屋の座椅子に座ったまま気を失ってしまい七時起床。
いちにち漫画作業、ペン入れから仕上げまで……一八時脱稿
描いている最中はいつも「今回メッチャええ出来やんけ! 俺天才!」思っているのだが、
脱稿前に原稿をもう一度確認したら、いつもビックリするほど下手でビックリしてビックリする。

仕事が一段落したので外出しようと自転車を引っ張りだしたら、後輪に見たらわかるレベルの穴が開いていてパンクしている。

二二時就寝。

【本】トニー・ブザン『記憶の法則』

二五年前の書籍だが、すでに古典的な風格すらある元祖記憶術の指南書。
この書籍が出版されてからずいぶん記憶法も進化したようで、いま主流である場所を使って覚えるロキ(ジャーニー)法は含まれていない。
数字をまとめて覚える方法(数字変換法)もあまり洗練されていない。
しかし、記憶は脳の性質に大きな個人差があるため、メモ術や勉強法同様これをマスターすれば完璧というような万能の方法はない。
雑多な方面にまで網羅されているので、基本に戻って自分に合うシステムを探すには有用だろう。

記憶法の本を他に読んだことがあるなら、読めば理解がより深まるのではないか。
僕にとっては、記憶法がどう発展していったか知るうえで興味深い書籍だった。

【アニメ】『ヒックとドラゴン』

この記事に関連するAmazonのリンクはこちら→

うぃ~ヒック、酒を飲みながら五年ぶりに鑑賞。
ほぼ完璧な出来、この長さのものを特定の観客層に……と考えるとこれ以上のものをつくることがほぼ不可能なレベル。
これ自体で完結していて、外野がとやかくいうことがない。
最近公開された最新のCGアニメ映画と比べると映像は若干目劣りするが、でもそれは本質的なことではない。

あえて言えば、よく出来過ぎていて何かを語らせる取っ掛かりがない、ということだろうか。

【日記】2015年07月08日(水) 体重60.3kg

CMYKカラーのMを今までマゼンダだと思っていた……マゼンタだったのか! 
大学時代の「(絵の具の)マゼンダを混ぜんだ〜」と言っていた頃の自分をぶん殴ってやりたい。

五時起床。

七時二分より公園を三五分ジョギング。
朝ジョギング。
寒いのに湿度だけ高く、冷たいサウナの中を走っているみたいで気持ち悪い。
Renaissanceのアルバム『Turn Of The Cards』を聴きながら走る。
ひさしぶりに聴くとイマイチなRenaissance、このアルバムに関してはむしろ再発見、イイ!

九時より成増の図書館、帰るついでに光が丘のショッピングモールで買物。
午後から雨が降り始める。
部屋にこもって読書。
一冊読み終わるごとに気分転換のため自宅の片付け。
台所、仕事部屋を雑巾がけ。
二二時半就寝。

【アニメ】『ヒックとドラゴン2』

この記事に関連するAmazonのリンクはこちら→

一〇〇点近かった前作の続編。

前作でほぼ完璧だった設定やキャラクターがエコーのように残っておりそれだけで八〇点プラスされるが、残念ながらそれ以上のプラスはなく、逆に前作の期待が高すぎてそれ以外の要素を足せば足すほど得点が下がっていく。
これが初見の映画なら無条件で八〇点、続編だということを考えると六五点。

【日記】2015年07月09日(木) 体重60.0kg

自慰の最中ハトと目があって気まずかった。

五時布団から這い出るが、仕事場で気を失って再び目を覚ますと六時。
最近の眠気は半端なく、ちょっとした油断が命取りになり爆睡してしまう。
机の下にもぐりながら自慰していてピョコッと顔を上に出したら、窓の外の手すりにとまっていたハトがこちらを凝視している。

九時二五分より公園を二七分ジョギング。
ただでさえ肌寒い外気、走っていると小雨がぱらつき始める。
公演の途中でショートカットして帰宅。
Renaissanceのアルバム『Scheherazade And Other Stories』を聴きながら走る。
このアルバムにハズレ曲はない。

最近読んでいた記憶術を実践している。
記憶術のために覚えなければならないメソッドを記憶術で覚えていると一日が過ぎてしまう。
二二時就寝。

【映画】『ターミネーター: 新起動/ジェニシス』

この記事に関連するAmazonのリンクはこちら→

リブート(作り直し)かと思って観たら続編だった!

前半の三〇分強で1・2までがダイジェストのような作りで、それ以降が本編の新しい敵との戦い。
ドラゴンクエスト4みたいな作りだ。

今回の新しい敵が前作までに登場した敵ターミネーターと能力が被っている。
新しい要素を入れられなかったのだろうか……例えば敵との融合(フュージョン)、タイムマシン理論を用いた超近未来を予測する能力、相手の脳波を解析して行動をコントロールする能力……
そういうものはやがて作られるだろう続編にとっておいているのかもしれないが、『スター・ウォーズ』や『アベンジャーズ』ならともかく『ターミネーター』シリーズにそこまで余裕のある作りができるのだろうか、という疑問。
だってシュワルツネッガー、もうおじいさんだよ!

【映画】『トゥモローランド』

この記事に関連するAmazonのリンクはこちら→

『トゥモロー・ワールド』とタイトルが似ていて混乱する。

かって人類が持っていた未来に対する希望、テクノロジーに対する信頼が消え破滅に向かいつつある。
『インターステラー』とテーマが似ている。
なのに肝心の『トゥモローランド』の設定が飲み込みづらい。
未来世界でも宇宙の果てでもなく、異次元世界?
じゃあ未来に対する憧れが消え失せた今という伝えたいこと、それと設定がずれてるのではないか。
未来都市の映像は素晴らしいのに、魅力的なアクションシーンもあるのに、飲み込みづらい設定に何が言いたいのかわからず、そして僕は途方に暮れる。
映画としての見映えが素晴らしいだけに、余計ぼんやりしてしまう。

【日記】2015年07月10日(金) 体重60.1kg

五時起床。
たっぷり眠ったにも関わらず泥のように眠い。

七時一分より公園を四四分ジョギング。
どんよりとした空模様の下、走っていると心細くなる。
Renaissanceのアルバム『Novella』を聴きながら走る。
悪くはない、普通な印象。
特に新しい発見はない。

窓の外を観ながら仕事していると、時間が経つに連れ空の晴れ間が広がってくる。
天気予報では今週はずっと雨だったのだが……
仕事部屋でミンミンゼミの声がかすかに聞こえる。
夏が来た!

午後からユナイテッド・シネマとしまえんで映画鑑賞。
一本目の途中で眠気に襲われる。
なんとか踏みとどまって眠らずに済んだが、二本目の眠気対策のため休憩時間にコーヒーを飲む。
映画っぽい映画を観て満足して映画館を出る。

最寄り駅で降り、記憶術のために場所を撮影したり近所をウロウロしていると、今年はじめて蚊に刺される。

二二時就寝。

【日記】2015年07月11日(土) 体重59.9kg

ネパール料理屋に入って、日替わりカレーが「シェフの気まぐれで何が出てくるかわかりません!」とのこと。
日替わりカレーを頼んだら、出てきたのはゆでたまご入りカレー。

気まぐれさが足りない……

五時起床。
相変わらず目覚めが悪い。
起きてもずっとぬかるみに全身を浸しているかのように、もどかしく身体が思うように動かない。

六時五六分より公園を七二分ジョギング。
記憶術の一環で場所を覚えるため、写真を撮りながらゆっくりと走る。
ひんやりと心地よい朝が、徐々に凶暴な夏の暑さに変化していく。
Renaissanceのアルバム「A Song For All Seasons」を聴きながら走る。
改めて聴き直すと、アルバム全体に同じフレーズを使っており、それが韻になってアルバム一曲全体を通して壮大なスケールになっている。
素晴らしい。
このアルバムはRenaissanceの中ではあまり聴いてないほうだったが、「Scheherazade And Other Stories」の次にお気に入りのアルバムになるかもしれない。

午前中も記憶術の実践。
撮影してきた写真の整理、資料をプリントアウト。
徐々に集中力が切れて投げやりになり、散らかっていく仕事部屋。

一五時に家を出る。
ポーズデッサンにいつも使っているフィギュアの手のパーツを紛失したので、フィギュアショップ「ボークス 秋葉原ホビー天国」へ探しに行く。
今年はじめての夏の暑さ、店内は外国人観光客とオタク客の人ゴミで蒸されている。
結局見つけることができず、フラフラと店を出て秋葉原を歩く。
四谷へ移動、インド料理屋で食事してからクロッキー会に参加。
少しだけ手が動くようになってきた気(錯覚?)がする。
二二時帰宅、二三時就寝。

【本】宇都出雅巳『「1分スピード記憶」勉強法』

いくつかの記憶法をハイブリッドしてわかりやすくトピック分けされた、サプリメントのような勉強術。
世の中には理屈(思考の道筋)を追うことが好きでなく結論だけ読みたい人もいるみたいなので、そういう人にはちょうどいいのではないか。
僕は経験上、バックグラウンドにある理論を納得しないとメソッドを実践するかどうかで躊躇するので、最小限しかない本書は少し物足りなかったりする。

僕ぐらいの中途半端なポジションでなく、自分なりの記憶法が確立している人ならサブテキストとして活用することができるかもしれない。

【日記】2015年07月12日(日) 体重60.6kg

毎朝(オールシーズン)どこからともなく黒いニットにレスラーみたいな黒マスクを被った男が黒手袋をはめ黒ジャンパーを着て……全身黒尽くめで携帯を手で操作しながら背筋を伸ばした姿勢で公園を散歩している。
どんな不審者だ!と思っていたが、最近は敏感肌の人だと思うようにしている。

七時一分より公園を四四分ジョギング。
Rushのアルバム「Permanent Waves」を聴きながら走る。
こういう音楽が僕の弱点。
あまり今まで聴いてこなかったタイプの曲は、違いがほぼわからない

夕方、自転車で外出しようとしてパンクしていたことを思い出す。
駅前のショッピングモールへ持っていき、修理に出す。
そのまま三鷹へ向かい、クロッキー会に参加。
ここ半年それなりの意識をもってクロッキーを続けたので、自分なりに成長できたことを実感。
新潟出身のアニメーター志望Sさんの話を興味深く聞いている。
二二時半会場を出て、二三時半帰宅、一時半就寝。

【日記】2015年07月13日(月) 体重60.2kg

自分より寝起きの悪い人にあったことはない。
毎朝、寝室から出るとき猛烈な眠気で、動いている自分と眠っている自分が分離している。
前に進もうとしても身体が長く伸びて後ろに置き去りになっている。
相対性理論の本でしか描かれないような不思議な空間にさまよい込んだような、前に進んでも身体が長く伸びていくかのようだ。
僕の寝起きは相対性理論と関係があるのだろう。

五時起床、猛烈な眠気で身体を引きずったまま前のめりに倒れてしまいそうになる。

また何も為すことができないまま一日が過ぎた。
昨夜遅くに寝たので定刻に起きることができず八時起床。
九時に家を出てパンク修理した自転車を受け取るため駅前のショッピングモールへ。
そのまま自転車に乗って三〇分、大泉学園駅前の歯医者で治療、帰宅ついでに市場で買物。
暑さで何度も立ちくらむ。
それもそのはず、昼食時にニュースをつけると練馬は三五度、今年一番の暑さだという。
この歳になると日焼けを気にしたり、熱中症が怖かったり、夏が来てもさほどうれしくない。
午後はダラダラしたり部屋を片づけたり。
二二時半就寝。

【本】トルーマン・カポーティ『冷血』

取材している主体(作者)が登場しない。
インタビューできない登場人物(被害者・死人)の心情を作者が代弁する。
前後の状況は克明に描かれるのに、肝心の犯行シーンは間接的な描写(証言や裁判で描かれたもの)のみ。

ノンフィクション小説として読んでみると不思議なつくり。
ドキュメンタリーで言うと再現ドラマの範疇だ。
そういう事件や歴史物の再現されたものでも、最近テレビで放映されているものは前後にインタビューを挿入したりして真実味を担保することが多い。

「当日の被害者の気持ちを何でお前が知っているんだよ!」
しかし、そもそも事実を正確に再現することはできない。
インタビューならば、された人のとした側の主観が入る。
当事者が書くと書き手の主観が入る。
完璧な資料があったとしてもそれを取捨選択することで主観が入ってしまう。

この小説のリアルさは、取材を通して知った事実をふまえるとこう考えるであろうことが最大公約数として導かれる、というレベルのリアルさなのだろう。
(大きな誤差はないだろうということ)
この誤差があるから真実でないと捉えるか、積み重ねられた事実を蓄積して作られたいちばん事実に近い真実と捉えるかは、それこそ考え方次第だ。

【日記】2015年07月14日(火) 体重61.0kg

光陰が矢のごとく過ぎていく。

四時半起床。

六時五〇分より公園を四〇分ジョギング。
この時刻でもう走っていると暑くてたまらない。
太陽の光の強さに道半ばでへこたれそうになる。
Samla Mammas Mannaのアルバム『資本主義をぶっ壊せ!~踊る鳥人間~』を聴きながら走る。
普通によい。

八時に家を出て、練馬の耳鼻科でアレルギーの注射、大塚の図書館で本の貸し借り、池袋の世界堂で画材を購入して帰宅するともう一三時。
あまりの暑さでうとうとして目覚めると一四時。
今日も何も為すことができず、二二時就寝。

【日記】2015年07月15日(水) 体重60.7kg

あの頃は何でも大きく見えた。

四時半起床。

四時五〇分より公園を三九分ジョギング。
昨日のジョギングの暑さから学び、日の出前後に時間を繰り上げて走ることにする。
公園のトイレの前でヒキガエルが僕の前を横切る。
幼稚園のときはヒキガエルが三〇センチぐらいあるように思えたんだけど、今見ると一五センチぐらい。
それ以降大阪では見ることがなかったのに、東京では何処に引っ越してもヒキガエルが跳んでいる

Secret Greenのアルバム『To Wake the King』を聴きながら走る。
朝の雰囲気にあっている。
ミュージカルのサントラのようだが、重厚さは物足りない。

午前中は成増図書館へ行ったり買い物したり片付けしたり身の回りのことで終始。
午後から懸念の原稿仕事を始めるが、いっこうにはかどらない。
読書を始めると眠気が襲い集中できない。
二一時半就寝。